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兄弟姉妹とか性格とか相性とか [ミノ&ハツ&タン]

長子と末子、とか、長女と次女、とか、色々統計もあるのかもしれませんが、なるべく気にせず、個性を大事にしてやりたいと思ってはいます。
が、やっぱり末子である私には長子であるミノが理解しづらいところがあるのかもしれません。

昨夜、寝る前に本を読んでやって、ではおやすみなさい、となったところでミノが「喉が乾いた」と言い出しました。
夜のおむつをやめてみよう、と、パンツをはいているミノ。
今飲んだら、おねしょするじゃん。ていうか、もう寝るんじゃないのかよ。
そんな言葉が頭をよぎりまして。
ていうか疲れたから嫌じゃ。
こぼしたりしたら後が面倒じゃ。
そんな気持ちもありまして。
ぶーぶー言ったのです。
が。
言いたいことが言えない子になっては……と、「それでも飲みたいんだったらいいんだよ、飲みたいって言っても」と言ってみました。
「……飲みたい」
はいはい。
ちなみにハツも一緒に飲みたい飲みたいと言っていました。多分、ミノが言うから言っていただけ、かな。

階下で、先日買ったカエルの水筒を発見。
これならこぼれにくいわな。
一個か。まあいいや、ハツとシェアだ。
お茶を入れ、二階へ持っていくと、ミノハツ二人が手を伸ばしてきたのです。が、そこはもちろんミノに渡しました。
ミノが半分ほど飲み、ハツに渡しました。
ハツが飲みだすと、恐らくミノは全部なくなっちゃうかと怖くなったらしく、早く返せ、という感じになりました。
で、ハツがミノに返しました。
その後、ミノはずいぶん一人で持っていました。
恐らくもう飲みたい分量は全部飲んじゃったんだと思う。んだ。たぶんね。
でも、ハツに渡したくはなかったんだろう、と。
私はうるさいことを言いたくなかったので、見ないでおこうとベッドの影にしゃがんで経過を聞くだけに。
ハツはずいぶん長い間、大人しく待っているなあ、と思いながらしばらく経過。
ようやくミノからハツへ。
ミノ「貸してー」
私「ちょっと早すぎじゃん」
ミノ「うう~……」
ややあって。
ミノ「かして」
ハツ「や!」
ミノ「だめっていってるううう! かしてかしてかしてかしてー!!」
私「ちょっと、うるさいよ。さっきハツはずいぶん待ったじゃん」
ミノ「いや! かしてっ!」
ハツ「じゃあいいよー、どうじょー」

この状況が。
私には「ミノはシェア出来ずに駄々をこねるわがまま状態、ハツは二歳なのにずいぶん大人だなあ」に見えたのです。

実は夕食の時もテレビの電源をどちらが消すかで揉め、ハツが先だったのに(ミノはテレビに見とれてスタートダッシュが遅かった)ミノがハツをどんっと押してハツが泣いたのです。
そんで俺は怒って……。
でも、あんまりミノに対して言っちゃいけない。幼稚園生活も始まったばかりだし、園で泣いたりしない「良い子」のミノ、すごく頑張っていて、きっと大変なとこもあるから、家では大いに優しくしてやってくれ、という話もあるし。
ああでも苛々する!
……疲れていたのもあって、感情がコントロールできず、「夕食は三人で食べて!」とリタイア。
二階の部屋で漫画を読んで心を落ち着け……ていた、のですが、ミノに対してどう接したらいいか、という問題は解決されず、俺のイライラもあまり解消しなかったのでした。
そして、風呂の後もやる気が出なくてごろごろしていたのです。

ということがありーの。
で、この夜のことがあったので、ついついカッとしてミノに当たり散らしてしまったのです。

そこへこーさんが帰宅。
寝かしつけをお願いし、部屋に戻り、読み途中の漫画を読んで、とりあえず気持ちだけはちょっと治まって。
でも、根本的に解決しなきゃ、と思い、子供部屋から戻ってきたこーさんと話し合いを始めたのです。
実はそれで叱られてむくれてすれ違ってお互いの配慮が足りなくて疲れて……と、色々始まってしまったのですが(汗)、それはまた別のお話。

こーさん曰く、ミノは生まれてから二年以上「自分のものは自分だけのもの」だった(ハツが生まれたのは一歳八ヶ月の時だけど、分け合うようになったのは割と最近)。
というわけで、まず、元から「シェアする」という感覚がない。
幼稚園の友達などと交わる中で、「所有を主張する」という感覚に出会い、さらにそれが強くなったのかも。
また幼稚園に入ってすぐだから環境の変化に戸惑っているのだから……。
などと諭されました。

なるほろ。

シェアするって感覚が「ない」とは!
驚きでした。
私自身は年の離れた兄二人がいます。が、末子とはいえ一人っ子のようなもので、自分のものは自分だけのもの、的な感覚はありました。
しかし、親から与えられたものは兄弟で分ける、兄たちに譲らないと後が怖い、などの感覚もあります。
シェアするのが当たり前というか、自分が権利を主張するなんてありえない、当然認められない、主張したものも力で奪われ文句を言っても通じない、的な感じ。

ミノにお茶を渡した時、とりたてて「はーちゃんと分けてね」とは言わなかった。
ていうか、二つ用意していくなんて考えてもいなかった。
水筒がたまたま一つだったから。それだけでした。
先にミノに渡した時点で「俺はちゃんとミノのことを考えてやったわ」的な自己満足すらあった。
でもミノは「全部自分の」と思っていて、それは我がままではなく、ミノにとっては当然の事であった……とは。

……びっくり!

思いもつきませんでしたわ。
まあ実際にミノがどう思っていたかは分かりませんが、少なくとも長子であるこーさんの意見は大きな影響力を持って私に突き刺さったのでした。
こーさんと弟さんは男兄弟だけど、年の差は一歳八ヶ月でミノハツとほぼ同じだし。
こーさんは(少なくとも私より)ミノの気持ちが分かるんじゃないかと思うわけです。

今後またいろいろ考えてミノと付き合っていかないとなあ。

……四歳。
ミノが赤ん坊~二歳くらいのころまで、「三歳になれば言葉の通じるようになるし、ある程度我慢も出来、約束したことを守れるようになる」という説を心の支えにしてきました。
それは確かに、そういうところもあります。三~四歳になって、前よりずっと大人になりました。
けど、ついつい「もう四歳だから」と思いすぎてしまう。
特に二歳のハツが横にいると、比べてしまって、大きいお姉ちゃんに見てしまう。
本当は「まだ四歳」という部分も多いはずなのに。
そういうことはなるべくないように、ミノを「おねえちゃま」と呼ばない、とか、比べない、とか、かなり意識しているはず、なの、ですが……。orz

ミノもハツも他の誰とも違う人間であり、性格があり、その相性も未知数。
どう育つかというのは親も友人も周りの環境もみんな違うのだからどうなるかなんてわかりゃしない。
だから、その時々で対応していくしかないわけで。


……これからも、頑張ります。ふにゃ~。

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