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タオル [ハツ 3歳]

2/1で三歳になったハツです。
まだまだ赤ちゃんという面もあり、成長したなあという面もあり。
飽きずに楽しめる、一番面白い時期じゃないかと思います。

今日(2/5)のエピソードをひとつ。

夕方、昼寝はしても、少し疲れて感情的になりやすい時間帯です。
発端はなんだったか忘れましたが、むくれて座っているハツに……あ、思い出した。
おもちゃが入っていた箱を無理に開けて歪めたので、怒って取り上げたんです。
自分のならまだしも、幼稚園で借りてきたものだったし、数分前にも叱ったばかりだったので、「もうだめ!」と言ったのでした。
むくれて座っていたハツに、「お前はもうこれで遊んでなさい」と、うさこの(と本人が呼ぶ)お気に入りのタオルを渡しました。
上から落とした、が正解ですが。(苦笑)
すると、いらだっていたハツはそれを後ろに投げました。

ぷちっ。

ええ、私の頭の血管が切れた音です。(笑)
「そういうことするんだったらいいよ、もういらないのね、そうなのね」
それでもハツは動きません。意地っ張りなんです。「やっぱり遊ぶ」なんて言うのはハツにとって「敗北宣言」そのもの。
「いらないったらいらないの! 怒ってんだから!」という態度は意地でも崩そうとはしません。
で、私は「分かった。いらないのね」とそれを取り上げ、ハツは途端に泣き出しましたが(ここらがまだ弱い)、問答無用で洗濯機へ。

ここから二十分ほど、私とハツの我慢比べです。
ずーっと泣き続けるハツ。
号泣とはこのことです。
「たおるううううううううう!!!!!!!! ×××××××××××××××××××××!!!!!!!!!!!」
のどが裂けるかと思うほどの声を張り上げ、タオルをよこせと要求するハツ。
「いらないって投げたでしょ。だから今はもうだめだよ。痛い目にあわないと分からないね。だめなものはだめなんだよ」と冷静に説明を続ける私。
ここで折れるのは簡単です。
というより、タオルを渡して黙らせてしまいたい。
けれど、「大事なものは投げない」「投げたらもう返ってこない」「人の行為を無駄にすると痛い目に遭う」などなど、大切なことをいっぱい学ぶチャンスなんです。
ここが我慢のしどころよ、と、自分に言い聞かせ、外だったら虐待かと思われるだろう状態を維持して二十分。
途中で「お母さんのタオル(=ハンカチ)を使っていいわよ」とか「このかばん、かわいいね、はーちゃんのかな? 中に何が入ってるの?」とか、気をそらすように声をかけたりもしつつ。
多少は落ち着いてはきたものの、「うさこがいい~!」「たおるうううう!」は変わらない。

ずっと向かい合っていても状態は回復しなそうだと踏んで、おもむろに部屋の掃除をはじめ、その後この日記を書き始めました。
しばらくして……。

「タオル……ひっく、なげて……ごめ、ごめんなさぁぁっっぁい……うええええええ!」

よぉし、よく頑張ったハツ!!
えらい、えらいぞッ!

めいっぱい抱きしめ、話をして、数分で落ち着きました。
しばらくはひざの上で「へぐへぐ」言いつつ、「うさこがよかった」などと呟いていましたが、まあ、大丈夫そう。
心の傷として残ってしまうのかしらと心配しつつ、良い方向にいきますようにと祈るしかない母でありました。

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