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お姉さんになってきた [ハツ 3歳]

今のミノハツは当然ながら、「姉と妹」であります。
しかし来年三月になれば、ハツは「妹でありながら、姉にもなる」という。
この変化を、彼女は受け入れてくれるのでしょうか。

ミノに聞いてみましょう。

「ミノ、なんて呼ばれたい?」
「おねえちゃま!」

姉としての自覚がすっかりしみこんじゃってまあ……。(笑)
さて、ハツは。

「ハツは? なんて呼ばれたいかな? やっぱりお姉ちゃま?」
「いやっ! はーちゃんて呼んで! はーちゃんははーちゃんよ!」

そうですか……。
最近、情緒不安定なのか、それとは無関係なのか、いずれにせよ、ちょーっと我がままというか、どうなんだそれ! ということの多かったハツ。
ミノとの関係においては、まあ一概にどっちが悪いとは言えず、難しいところも多いのですが、とにかく兄弟喧嘩のすごいこと。
毎日、十分おきくらいに何かやらかしては、怒り、泣き、喚き、叫び、暴れ……やれやれ。
私の嘆息も尽きない日々、だったのです。


ところが。

この数日でしょうか、なんか突然すごーくいい感じに。
どうしたの、ハツ!(笑)


実は先日、ちょっと大きな事件があったんです。
そのときはもう疲れすぎてて日記に書くどころではなく、いずれ書く時間があれば書きたいけど……無理かなあと思いながら流していたんです。

夕食後のことでした。
金平糖を食べたがった子供ら。駄目と言って片付けさせた私たち(両親)。
その直後くらいに、ハツが後ろ向きでごそごそと何かやっている。
振り返った顔には、明らかに「あ、バレた」という顔。

あからさまに大声を出してはいけないと自制する私。
「食べた? 食べちゃったの?」
つい食べてないと首を横に振りそうになったハツ、しかし嘘をついたらもっと怒られるんだったと思い出したのか、小さくうなずく。
「ちゃんと言えたね。しっかし……しょうがないなあ」
とか何とか言いつつ、頭にゲンコを一つ(軽くですよ?)くれてやりました。

私の予想。
「ごめんなしゃ~い……」
「よしよし。分かってるよね。もうしないのね。それでいいよ」
これで無事終了。
嘘をつかなくて良かった、ちゃんと言えばちょっと怒られるだけで済むんだとハツが学習してくれれば。

ところがここでハツは、謝らずに、「うわぁあぁぁあぁん!! もうしらないっ! もういい!!」と、泣きながらその場から走り出そうとしたのです。



にーげーたーなー!!

私とこーさんの何かがぶちっ!(苦笑)
謝らずに逃げるのは許さん。
後はお定まりの、「痛い」「ハツが悪いんでしょ」「うえええん」「泣いてもだめ!」「はなして」「だめ!」「いやーあーあーあーあ~!」「はつっ!」
ま、軽くこれの百倍くらいの勢いで散々繰り返し。
何が何でも逃げようとするハツ。どうしても押さえようとするこーさんが、ハツを引っ張って顔を床にごん!
これでまた一層泣きが激しく。仕方ないんだけど、ハツは「言い訳が出来た」と思ってしまうでしょうから、どんなに泣いてもやっぱり許すわけにはいかない。
ここで離しては「なんだ、なき続けてればいずれは逃げられるのね」と学習させてしまう。
「駄目なものは駄目なんだ」「どうしても逃げられないんだ」と思ってほしい。
きつかったけど、心が折れそうになったけど、でもやっぱり心を鬼にして、私とこーさんはハツに「ちゃんとお話をきいて」を繰り返し、自分が何をしたか、何がいけないことだったかを分からせようと努力。

三十分くらいかかったかなあ。
昼寝もせず(そういやこの日は運動会だったんだ)、疲れのピークに来ていたハツは、結局最後は謝ったものの、理解していたかは不明。泣き疲れて寝てしまいました。


そんなことがあったから、かどうかは分かりません。
でも、一昨日あたりは、なんかとてもいい子でした。
分かってくれたのかも。
朝、私の隣の場所をミノが来たら譲ったり、私が何か言うと「はーい……」とすぐやめたり。
それで褒められたのがまた嬉しかったのか(それはもう褒めに褒めに褒めちぎりました)、ハツは本当に変わってきた感じなのです。

今後どうなるか分かりませんが、現状を記録しておけて良かったです。はい。
あー疲れた。(苦笑)

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