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漫画を読んだ [他]

日記のブログに書いたのだけど、育児関連だったのでこちらにも……。

お義母さんが貸してくれた「アイシテル-海容-」を読んで泣きました。
すべての母親に共通する(と思われる)悩みや辛さや喜びや色々なことが詰め込まれていて、何とも辛い、でも良い本でありました。あ、漫画か。
ドラマ化されたとか。情報を全然持ってなかったので、お義母さんに感謝だわ。
しかし……日常生活、というか、育児に影響が多大で困った。

まがりなりにも四年ちょっと「母親業」をやっているけど、まったくもって自信がない……と思う時と、まあこれでいいんだろうなー、俺も割と頑張ってるよ、うん……なんて思う時と、どちらもある。
ていうか、日々葛藤している。
頑張り過ぎてるのか、やらな過ぎなのか、良く分からない。
「こんなもんだろうな」と思うその次の瞬間には「これじゃまずいよなあ」と思う。
毎日、悩む。首をひねる。不安に思う。
五年先、十年先、二十年先……子供がどういう人間に育っていくのか、何が起こるのか、まったくもって分からない。
「アイシテル-海容-」の中に「いつが始まりだったの?」というセリフがあるのだけど、本当にそうで、いつか何かすごく悪いことが起こったとき、母親としてその責任が自分にあると思った時、じゃあいつがその始まりだったのか、どこから歪んでしまったのか、何がいけなかったのか、果たして分かるだろうか。
毎日、頑張ってると思う。
でも、24時間365日を何年も何年も、頑張り続けることは出来ない。
自分が壊れちゃう。
じゃあどの程度息抜きしていいんだろうか。
ほんの十分でも、目を離したとして。
子供が危険にさらされたり、あるいは母親の自分にとてつもなく失望したり……何かとてつもない「失敗」につながってしまう可能性は十分にある。
だからって、首に縄つけてずっと箱庭の中で飼っておくなんてことは出来ない。物理的にももちろん出来ないし、その前に「良いこと」とは到底思えない。
……難しいよなあ……。
俺だって、子供を家においてちょっとだけ買い物、なんてこと、ある。それで子供が家を出てしまったことも。あれだって、本当に重大な過失だ。
あるいは、後追いやなんかで苛々して、あるいは喧嘩してムカついて、部屋に閉じこもって音楽聞いて子供の泣き声を無視し続けたことだってある。
良くないって分かってる。逃げちゃいけないってことも。
でも、逃げなきゃ自分が壊れちゃうってときもある。
そしてそれは割と頻繁に。
周りの人……夫や両親や友人たちや先生や役所の人や、色々な人たちに恵まれているとしても(私は本当に、本当に恵まれている)、それでも、「もう許して」「一人にして」「子供のいない場所に逃げたい」そう思う事はままあるんだから、夫が忙しいとか、両親が遠くに住んでるとか、引っ越して古い友人たちとほとんど会えないとか、色々な事情がある人は本当に辛いと思う。そしてそういう人は多い。ていうか、それくらい、普通だったりする。
小さなことが降り積もって(まさにチリツモってやつで)いつかどこかが破綻する。
誰も悪くないのに、不幸が降りかかる。取り返しのつかないことが、起ってしまうことだって、そんなに低い確率じゃない。
それをゼロにすることは、多分、無理なのかもしれない。悲しいことだ。

てなことを延々と考えていると、果てしなく落ち込んでいく。
普段の明るさや能天気さや前向きな性格が嘘のように、というか、恐らくその反動で、落ち込むと浮上するまで時間がかかる。
そして多分、周りの人には落ち込んでいるように見えない。(笑)
まあ、別に落ち込んでいるように見せたいとも思わないのだけど。

……切り替えよう。

前を向いていかなきゃ。
俺には大切な家族がいて、やるべき仕事があって、自分の楽しみもあって。
うん。
落ち込んでいる暇はないのだ。


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